作品紹介
シリーズ第十弾。最新長編。
今、明かされる「ガリレオの真実」。
房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。
「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
(文藝春秋BOOKSより)
ガリレオシリーズ10作目です。
今回は湯川先生は研究所じゃなくて母親の介護のために実家にいます。
今までプライベートなことが謎だったのに、今回は出生の秘密が明かされます。そこまで明かさなくてもいいのではと思った。
ほぼ草薙・内海の警察側の場面でこれはガリレオである必要あるのかな？
草薙も年取ったな～と感じることが多かった。もちろんみんな年取ってるけど特におっさん感増してた。湯川先生も超丸くなってた。
容疑者Xの献身を思い出させる犯人でした。
トリックがあってそれが判明するまでの流れを楽しむより、この人とこの人がこんな関係だったのか〜を楽しむ感じ。
ガリレオは物理学の視点からトリック解き明かされるのが元々だったけど、長編はあんまり物理関係ないです。
殺された男が最悪DVマンだったのでまあ殺されるか〜と思ってしまった。
湯川先生の出生については後付設定かな？どっちでもいいけどなんで養子設定にしたのかな。
てか湯川先生の人間っぽさ出てくるのあんまり見たくなかった〜。こんだけ書いたんだから続編あるよね？？
次はガッツリ謎解きする湯川先生見たいです。
