太宰・ブログ・治

太宰治の作品を基本的に五十音順に読んで感想書いたり、そんなこととは全然関係ない感想書いたりします。

マンガダイブ『SPY×FAMILY』THE WORLD OF DOUBLE LIVES

東京にいるタイミングで良さげな展示あったので行った!

 

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マンガダイブは先端テクノロジーを駆使して空間全体に映像と音響を展開し、マンガの世界に没入させる新感覚のミュージアム型展示のこと、らしいです。

集英社XRというプロジェクトがあるみたい。XRは「Extended Reality/Cross Reality」の略称で、現実の物理空間と仮想空間を融合させて、現実では知覚できない新たな体験を創造する技術だそうです。

 

キャノンITソリューションズのサイトに細かく書いてあったので備忘として置いておく。

xR(クロスリアリティ)とは?VR・AR・MRの違い|MR|キヤノンITソリューションズ

 

とりあえずとても迫力あって感動したのでありがたい技術!!

動画をここに直で載せるつもりだったけど、やり方分からなくてYouTubeに動画をアップしてそのリンクを貼る方法にした。人生で初めてYouTubeに動画をアップしました。1分以内の動画はSNSオッケーと言われたので短めに撮影をしてノー編集。

 

最初はストーリーダイブというもので、ボンドメインのストーリーと豪華客船編のストーリーをなんかすごい映像で体験しました。

 

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ボンドに乗るアーニャ目線楽しかった。

 

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ボンドがフォージャー家の一員になるシーン漫画でもアニメでも見てるのにデカ画面で見たらめちゃくちゃ感動した。ちょっと泣いた。

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ヨルさんの戦闘シーンの迫力がすごかった。今回の中で一番好きな動画。

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別の部屋に移動して次はキャラ紹介の映像を見る。先こっちのほうが話の流れ良さそうな気はする。

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ここではアーニャしか写真撮ってなかった。無意識アーニャ。
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キャラ紹介が終わったらイラストが壁一面に出てきて写真撮影タイム。

カラフルに動いていたのでここも動画撮った。かわいい色合い!

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背景が動くアーニャもあった!かわいい!やったー!

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映像ゾーンの後は展示ゾーンに。

AR撮影ができました。アーニャはいくら飛び出てもかわいいのでいいですね。床に芝生の映像が投影されてて踏んだら音が鳴る仕組みでした。

周りに子どもがほぼいなかったのでめちゃくちゃ踏みました。

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あとは3Dの映像。

これはよくわからなかった。多分技術を見せたい展示なんだと思う。

動画でちゃんと映ってるかな。生で見たら立体感あってよかった。見る角度間違えて酔いかけた。

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映像も30分ずつあって写真もいっぱい撮れて楽しいだけの時間。他の作品のマンガダイブも見てみたい。

呪術廻戦とかやってたらしいけど絶対面白いと思う。集英社なのでバトル作品いっぱいあるだろうし行く機会あれば絶対行くべき。

 

あとはかわいいアーニャイラストを載せます。f:id:th_rs_2019:20240302182617j:image


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スマホでモニター撮ってるから画面に線入ってるけどまあアーニャかわいいので大丈夫です。

『友情』

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新潮文庫の表紙イラスト面白いね。

 

武者小路実篤の作品初めて読みました。国語のテストで選択肢として選んだことはあると思いますが。意外と書き取りの問題では見たことない。

 

野島→杉子が最初から分かってて終盤で杉子→大宮であることが分かり、結局杉子⇄大宮でしたという話。

自分に言われるなんてとても可哀想だけども主人公の野島がモテなさそうすぎた。モテなさそうすぎる人がモテてなかった。

野島の逆をすればモテるのだろうか。さすがに手紙の内容が一方的すぎて笑った。

そもそも杉子どんな見た目なんだ。とんでもなく可愛いのか。橋本環奈ぐらいじゃないと納得できないぐらい褒めてたよ。好きなら見た目よく見えるとかか!

野島も早く気づいてよ!というポイントもいっぱいあった。というかちょっと気づいてないか?みたいな描写もあった。気づいてても気づいてないふりしてしまうやつ出てました。

 

最後に大宮からの懺悔の手紙が届いてて読むのしんどかった。自分が人間として野島寄りだと思うので一番最悪のパターンになってて可哀想だった。かなり前から結末分かってたけども。

 

杉子の顔だけ見せてほしい。意外と情報なくてピンポン強いことしか覚えてない。

 

大宮は悩みまくって友情じゃなく杉子を取ったことになってこれも仕方ないことなのか。

杉子のせいで野島と大宮の友情なくなるのなんかもったいないけど、まあよくあることなのか。やっぱり杉子が橋本環奈ぐらいの顔じゃないと困る。

いつの時代も人間は同じことしてるなあ。

生まれ変わったら大宮の立場になりたいです。普通にそう。杉子より大宮。勝ち確定。

『斜陽』

AIいらすとやで斜陽って入れたら出てきたイラストの画質が微妙でした。

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電子書籍で小説読むのしんどくて紙で読んだ。

最初の10ページぐらいスープ飲んでる描写しかなくて焦りました。このまま終わる可能性残ってた。

ずっと誰にも共感できずに読んでたけど没落した金持ちになったことがないので分かるわけなかった。

 

人間失格の次に売れた作品らしい。

【ロングセラーを読む】『斜陽』太宰治著 引き込む繊細な心理描写 - 産経ニュース

 

本当にみんな意味分かってるのか。そんなに売れるんだな。

 

直治の遺書に唐突に出てきた「……スガちゃん」でちょっと笑いそうになった。紙に「……」ってちゃんと書いてたんですかね。それか読み手の読み方のペースに合わせての三点リーダー×2なのか。

姉さん。
 死ぬ前に、たった一度だけ書かせて下さい。
 ……スガちゃん。
 その奥さんの名前です。

 

というかスガちゃんって誰!?と思ってたらかず子が好きだった上原の奥さんらしい。確定ではないけどまあそうだろうという感じらしい。

この姉弟がそれぞれ好きだったのが夫婦なの面白いな。本人たち全く面白くないだろうな。

 

解釈がとにかくわからずに色々検索してたらnoteに面白い記事があった。

前編

「浮気市場」の概念を正しく理解することが『斜陽』を読みとく鍵となる #5_1|光文社新書

後編

『斜陽』のかず子は、なぜ涙を流しながらも上原との道ならぬ恋に溺れたのか? #5_2|光文社新書

 

恋愛学ってあるんだな。これ研究してて離婚したら恥ずかしいのかだけ教えてください。学問追求しても分からないものはいっぱいあるんだなという学びにはなりそう。

 

正直ずっと意味わからず読んでたけど終盤の直治の遺書からはなんかよかった。

太宰って女性のことめちゃくちゃ強いと思ってるんかな。男性はなんか情ね〜ってなる人ばっかり出てくる感じする。

 

人間は恋と革命のために生まれて来たのだ。

これが有名な一文らしい。モー娘。恋愛レボリューション21はこの文章から生まれたのか?全く知らないのでめちゃくちゃ適当。

モーニング娘。 『恋愛レボリューション21』 (MV) - YouTube

久しぶりに聞いたらいい曲でした!

 

かず子幸せになれよ!

www.aozora.gr.jp

『本心』

 

 


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舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。

母の友人だった女性、かつて交際関係のあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。

さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る── 。

 

 

あらすじ見て衝撃の事実って何だろう!気になる!という状態で読んでたせいでずっと何の話してるんだろ?ってなってしまった。あらすじ変えてください!

 

全部読み終わってから公式サイトの平野さんのコメントを読む。

k-hirano.com

 

テーマは、「最愛の人の他者性」です。

『マチネの終わりに』、『ある男』に引き続き、愛と分人主義の物語であり、その最先端です。

分人主義という知らない言葉発見。自分の知識不足かと思い調べてみる。

 

分人主義とは

dividualism.k-hirano.com

 

ドメインにhiranoってある!!オリジナルだったんだ!となる。

他の◯◯主義も誰かのオリジナルではあるから別にいいか。平野さんが広めていつか一般的になるかもしれないし。

これ本読む前に確認していたらよかった。小説自体に作者の思想入ってるとはいえオリジナル思想を読み取るほどの力持ってません。

 

「個人」は、分割することの出来ない一人の人間であり、その中心には、たった一つの「本当の自分」が存在し、さまざまな仮面(ペルソナ)を使い分けて、社会生活を営むものと考えられています。
これに対し、「分人」は、対人関係ごと、環境ごとに分化した、異なる人格のことです。中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、それら複数の人格すべてを「本当の自分」だと捉えます。この考え方を「分人主義」と呼びます。

 

そんな大したこと言ってないんじゃないかと思ってしまった!うーん。別に主義って言葉使うほどなのか。

 

AI/VRの技術使って亡くなった母親を蘇らせるという設定が面白そうだと思って読んだら、その設定が分人主義のために使われてただけって感じだった。読みながらなんか違うなーと思ってたのはそれか。

 

他の作品も読んでみようかな。全然内容触れてないけどとにかく刺さらなかったのですみません!

 

『首』

 


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天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重が反乱を起こし姿を消す。信長は羽柴秀吉明智光秀ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。秀吉の弟・秀長、軍司・黒田官兵衛の策で捕らえられた村重は光秀に引き渡されるが、光秀はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始める。だが、それはすべて仕組まれた罠だった。

 

果たして黒幕は誰なのか?

権力争いの行方は?

史実を根底から覆す波乱の展開が、

本能寺の変”に向かって動き出す―

 

首が飛ぶシーンがいっぱいあるということだけ頭に入れてグロいのが苦手なので大丈夫かなと心臓バクバクさせながら観た。

グロいけどそんな綺麗に首飛ぶわけない!という気持ちが強かったのでなんとかなりました。

信長が狂っててすごかった。あとすごいBLだった。最強の三角関係だった。

西島秀俊があまりにもカッコよくてビビりました。儚い感じもとても似合っていた。

 

内容でどこが面白いとかは特に覚えてない。槍刺されるシーンで本当にこれだけ刺されたら死ぬだろうなってぐらい刺されてたりリアリティにこだわっているのかなと思った。リアル戦場を知らないので何も言えませんが。

 

信長が本能寺の変で死ぬシーンがあっさりしすぎてていいなあと思った。実際劇的に死ぬことなんてないと思うのでそんなもんだよな、という感じ。

 

北野作品を初めて観てこんな感じなのかとなりました。昔の作品はそんなことないと思うけどアウトレイジのイメージ強くて暴力!暴力!という印象ある。タップダンスはちゃんとあった。やっぱりめっちゃ好きなのかな。

 

お笑い的に面白いシーンが結構あってそこはめっちゃ楽しかった。たけしってやっぱり面白い〜ってなりました。そらそう。

 

『ホーム』

 

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20年前、大リーグのニューヨーク・ フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。52歳となった今は、 マイナーリーグの巡回コーチをしている。ある日藤原は、 現役時代のライバルで、 大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。 東京オリンピックアメリカ代表監督が亡くなったため、 代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。 悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、 アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、 芦田をスカウトする。しかし、 そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があった――。 元日本人大リーガーが金メダルを目指す! 圧巻のスポーツ小説!!

 

読み終わってから知ったのですが堂場瞬一さんのデビュー作『8年』の続編らしいです。こっちもいつか読んでおこう。

2020年の東京オリンピックが舞台。実際は2021年になってしまったので幻のオリンピック。WBCのヌートバーの逆バージョンみたいな芦田がキーマンになります。

芦田は高校野球で有名だったのでヌートバーとはちょっと違うかも。ルール的には問題ないけど日本でこのまま野球やっていくならアメリカ代表なるのやめておいた方がいいかなど悩みたくさん。

中学まではアメリカで育って高校から日本にいるのでどっちかと言うとアメリカ寄りの考えなのかと勝手に思ったけど本人の性格は日本人寄りな感じ。

チーム決まってからもあんまり馴染めてなくてかわいそうでした。

 

スポーツ小説は学生時代の国語のテストで読んだ分配しか知らないし、なんか自分たちには合わないかもと思ってたけどこれは監督目線で自分の苦手な熱さが薄めだったのでよかった。

 

試合のシーンは何となくしかわからなくて用語は調べながら読んだ。ダグアウトを覚えました。最悪知らなくてもいいレベルの用語だった。

 

チーム結成までの話がかなり面白かった。

漫才/アニメ感想④

2023年下半期分の感想。

 

☆=アニメ、★=漫画

 

①『劇場版 呪術廻戦 0』☆f:id:th_rs_2019:20231231213138j:image

2期も始まって原作読んでるけど映画見てない!となり視聴。

アニメでの五条悟の目はいつも綺麗すぎる。

リカちゃん原作のほうが怖くてよかったかも。本編連載前の作品でストーリーがシンプルでさっぱりしてて見やすかった。

 

②『ブルーロック』☆★

サッカーあんまり好きじゃなくてアニメでも避けてたけど設定良すぎて一気見した。

死ぬほど金持ちの人おって実際やったら強い選手できるんかな。主人公異常にセリフ多いと思ってたけど試合に観客いなくて解説全部やってるからか。覚醒シーン千切が良すぎてちょっと泣いた。

2期になったら外国人キャラが一気に増えると思うので覚えられるか不安。原作も全部読んだよ。

 

③『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』☆

黒崎一護の出番がほぼない第2クール。作画いいし演出カッコいいし原作読んで内容知っててもおもろすぎる。毎話見どころある戦闘あるのが良かった。カッコいい。

原作にない卍解も何個かあった!ありがたすぎ!

 

④『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』☆


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この時期に何回か観に行ったテニミュと同じ部分だった。訳わからん技出てくる以外はテニスしてる。訳わからん技出てくるのに試合展開がおもろい。すごすぎる。

フランスはキャラが変すぎておもろい。カミュの試合も見てみたいな〜。手塚はリョーマの親のような目線を持っている。ドイツ戦のアニメ楽しみだ〜。

 

⑤『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』☆

オープニングの曲と映像が最高によくて毎回飛ばさずに見てた!もうここだけでも見て!!

内容は緩く見れる異世界ブコメだった。これぐらいが1番見やすいかも。続きをやりたい終わり方をしてたけどどうかな?シャーロットがかわいい。

 

⑥『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』☆

マリオってブルックリンに住んでたんや、しかも家で立場低いんやなどの発見。

映像すごいしゲームのままの場面もいっぱいあってめちゃくちゃ楽しい。

ゲームしてるだけだとよくわかない各キャラの性格もわかりました。映画用の設定かもしれないけど。マリオブラザーズが仲良すぎる。

映画館で見たらよかったなあ。

 

⑦『SPY×FAMILY Season2』☆

アーニャ大好き人間なので内容的にアーニャの登場が1期より少なめでちょっと残念。

作画は相変わらずよかったです。