太宰・ブログ・治

太宰治の作品を基本的に五十音順に読んで感想書いたり、そんなこととは全然関係ない感想書いたりします。

『14歳の栞』

前から気になってたのと、某トークライブで話題に上がってたのでタイミングもあったし観に行きました。再々再上映ぐらい?

 

 

実在の人物しか出てこないので誰がどうとかは言えないけど、なんかあの子っぽいな~、自分に似てるな~、ちょっとこの子とは仲良くできないかもという子など色んな子がいました。

学校ってみんな違う地域・時代で通ってきているのにある程度共通のあるあるがあってすごいところだなーと思う。

個人的には女子校だったこともあるので、今回のクラスを見てて共学ってこんな感じなんだなと思うこともあって面白かった。それでも知らない子たちの生活を覗いて懐かしい気持ちになるので、この世代の子どもの持っているパワー半端ないです。

全員のインタビューあって、全員が自分なりの考えを持っていてそれをしっかり言語化できていたのがびっくりした。このクラスの子たちが賢いのかなとか思ったけど多分みんなそうなのかな。

自分が14歳のときにインタビューされてても同じように自分の考えを話すことができてたのかなーと。

 

改めて中学生って狭い世界で生きてるなと思った。物理的な移動範囲もだし視野も狭いし。今でも自分の視野広いとは思わないけどさすがに14歳のときと比べたら広がってるだろうし。

観てて勝手にこの子大丈夫なかと心配になる人もいたけど、自己分析もできてるしあんまり問題ない感じした。

今は20歳ぐらいかな?みんな元気にしてるかなー。

 

中学より高校の思い出が強くてなかなか14歳当時のことを思い出せないけど、当時の自分の考えてたこととかは思い出せた気がする。

全員ではないけどそもそも学校の先生という存在が苦手だったなあとか。小学生から高校生までずっとどの先生もそれなりに苦手だったし今大人になってからも腹立つことあるしとにかく合わなかったことなど。

 

とにかくみんな元気でいてくれたらいいなーと。半分ぐらい誰いたか覚えてないし向こうも自分のこと覚えてないと思うけどそれはそんなものなのでよし。