1ミリも太宰治関係ないです!
どの順番で書いたらいいのかわからなくて構成めちゃくちゃ!
CLANNAD
最近CLANNADっていうゲームやってます。女の子攻略してるからギャルゲーの部類に入ると思うけどそんなことどうでもいい最高作品。
基本恋愛する系なんですが根本は家族愛がテーマです。
主人公(岡崎朋也)が誰とも付き合わずに人の恋愛応援するルートとか親友兄妹を見守るルートもありました。両方泣いてる。
アニメもあるよ。
数年前に全部見たけど内容忘れまくってるからゲーム終わったら見直そうかな。
TBSアニメーション 「CLANNAD AFTER STORY」公式ホームページ
まだ半分ぐらいしか進んでないげど4回泣きながらテキスト読んでたのでクリアする頃には体内の水分なくなってます。
高校生の話やけど高校のときにやっててもそんなに感動してなさそう。
今の年齢でやったら全てが輝いて見えるので死にます。
『たんぽぽ娘』
原文はこちらで読めます。
『The Dendelion Girl 』by Robert F. Yong
パッと見そんなに難しくなさそう?
普通に日本語訳で読みました。ゲーム内の引用も日本語なので。
有名なSF小説らしい。
44歳のおじさん、マーク(既婚者)がタイムマシンで旅を続ける未来からやって来た21歳のジュリーと出会って恋に落ちます。
実はジュリーは今の妻アンと同一人物であることが最後にわかっておおーすげー感動~ってなります。
あらすじじゃなくてオチだけ書いてしまった。
ネットであらすじは検索してください!
「おとといは兎をみたわ。きのうは鹿、今日はあなた」
このジュリーのセリフが繰り返し使われているのが印象的です。
印象的っていうかめっちゃ何回も出てくるので脳みそに刻み込まれます。
一ノ瀬ことみ
一ノ瀬ことみというキャラのルートがめちゃくちゃ完成度高くて感動したっていう話だけで1万字いける。
自己紹介はいつも「ひらがなみっつでことみ。呼ぶときはことみちゃん。」って言います。だいぶヤバい子に見えるけどゲームなので大丈夫。
ことみは天才で授業も受けなくていいので授業時間はずっと図書館で本読みまくっているような子です。
勉強できるから授業受けなくいていいとか現実であるんかな。もっと賢い高校行ったらいいやんで終わりそう。
小さいときからずっと大事にしてる本として『たんぽぽ娘』が出てきます。
「おとといは兎をみたわ。きのうは鹿、今日はあなた」
このセリフはことみルート内でもやたら引用されています。
朋也とことみはちっさい頃にことみの家の庭で一緒に遊んでた仲だったんですが、あるときから朋也は遊びにいくことがなくなり、ことみのこともすっかり忘れた状態で再会して改めて仲良くなります。
ことみは朋也のことずっと覚えてたのでかわいそうな感じ。
ことみの両親は物理学者で10年前海外出張に向かう飛行機の墜落事故で亡くなっています。
学校の近くでバス事故が起きてそれが原因で昔の記憶が蘇り自宅に引きこもってしまう。
そんなことみを学校に来させるために朋也は一ノ瀬家に向かいすっかり荒れ果ててしまった庭を綺麗にします。とんでもない労力と結構なお金がかかってそうでしかも高校生1人でそこまでできるんかってなった。
庭の完成後、爆睡しているときに見た夢で朋也はことみのことを思い出します。
庭が記憶のトリガーになったって感じです。
ここで『たんぽぽ娘』からの引用で二人の会話があります。
朋也「君はタイムマシンでここに来たんだね」
ことみ「あ……」
ことみが瞳を見開いた。信じられないというように、俺のことを見据える。俺はただ、言葉の続きを待つ。そして、ことみが口を開いた。
ことみ「ええ。わたしのお父さまが発明したの」
朋也「なら、ここにはよく来るのかい?」
ことみ「もう何度も。ここはわたしのお気に入りの時空座標だから。何時間いても飽きないの。ここから見えるものは、みんなみんなすてき。おとといは兎を見たの。きのうは鹿、今日はあなた」
そうして、本当に幸せそうに笑った。
「おとといは~」のセリフを朋也と再会したその日に言ってたのは覚えてくれているのか確かめてたんだろうな~。まあ全然覚えなくて「はぁ?」って返事してるけど。
途中で絶対に読まないでね って言って本を渡してたのも思い出してもらうためなんだろうなーと。
はよ思い出せよ朋也!!って10回思った。
私は自分自身が岡崎朋也だと思ってずっとゲームしてるから「私ならすぐに気づいたよことみ!!」って考えながら進めてた。
共通点
ことみルートやって『たんぽぽ娘』読んだら共通点がかなりありました。ゲームのシナリオライターが意識して作ってるとか言ったら冷めるから置いといて。
ことみはジュリーと境遇似てて感情移入できるからお気に入りの本だったのかなー。
ジュリーも父親が物理学者で物語の途中で亡くなってしまいます。母親は昔に亡くなっているので親がいない点がことみと共通してます。
あとドレスとかアタッシュケースもキーアイテムとして役割は違えど共通して出てきます。
マークがジュリーのことを自分の妻だと気づいたときと朋也がことみのことを思い出したときは真の意味で二人が再会したって感じでいいなあ~ってなる。
マークも朋也もずっと気づかないのヤバいと思うけど...
両方見たらなかなか楽しめるはず。
『たんぽぽ娘』は短編集の表題になってる作品なので他の短編も読んでみようかなと思います。
終わり
Switchに移植されてるからやってみてね!!
CLANNADは人生ってよく言われてるんですが、まだ全部やってないから人生なのか分かりません!!
目次機能試しに使ってみたけどタイトルつけるの苦手やし分量そんなにないからいらなかったかも。
簡単に作れるから便利ではあった。