太宰・ブログ・治

太宰治の作品を基本的に五十音順に読んで感想書いたり、そんなこととは全然関係ない感想書いたりします。

『友情』

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新潮文庫の表紙イラスト面白いね。

 

武者小路実篤の作品初めて読みました。国語のテストで選択肢として選んだことはあると思いますが。意外と書き取りの問題では見たことない。

 

野島→杉子が最初から分かってて終盤で杉子→大宮であることが分かり、結局杉子⇄大宮でしたという話。

自分に言われるなんてとても可哀想だけども主人公の野島がモテなさそうすぎた。モテなさそうすぎる人がモテてなかった。

野島の逆をすればモテるのだろうか。さすがに手紙の内容が一方的すぎて笑った。

そもそも杉子どんな見た目なんだ。とんでもなく可愛いのか。橋本環奈ぐらいじゃないと納得できないぐらい褒めてたよ。好きなら見た目よく見えるとかか!

野島も早く気づいてよ!というポイントもいっぱいあった。というかちょっと気づいてないか?みたいな描写もあった。気づいてても気づいてないふりしてしまうやつ出てました。

 

最後に大宮からの懺悔の手紙が届いてて読むのしんどかった。自分が人間として野島寄りだと思うので一番最悪のパターンになってて可哀想だった。かなり前から結末分かってたけども。

 

杉子の顔だけ見せてほしい。意外と情報なくてピンポン強いことしか覚えてない。

 

大宮は悩みまくって友情じゃなく杉子を取ったことになってこれも仕方ないことなのか。

杉子のせいで野島と大宮の友情なくなるのなんかもったいないけど、まあよくあることなのか。やっぱり杉子が橋本環奈ぐらいの顔じゃないと困る。

いつの時代も人間は同じことしてるなあ。

生まれ変わったら大宮の立場になりたいです。普通にそう。杉子より大宮。勝ち確定。