先週原作全部読み終わったので、せっかくだし映画観に行った。
よく話の例えとかで出てくるし読んでおかないと〜と思ってだらだらしてたので映画あってよかった〜。
映画の主人公はリョータだった。ポストもセンターにいるので見る前から気づいてる人もいたのかな。
そもそもあらすじを公式が出してるのかどうかも把握できてない。
リョータの過去編から始まり。
父親が亡くなってリョータのお兄ちゃんソータが母親を支えるぞ!ってなってたけど、その前にリョータに兄いるの知らんて。妹もいたよ。
子どもにカタカナでソータ、リョータと名付けるセンスすごいな。
さらに沖縄出身であることも判明。とても標準語なのに。
その後、船で遊びに行ったリョータ兄も船の事故で亡くなってしまってこれはかなり辛かった。
原作思い出してそういやキャラの掘り下げほぼなかったよなと。
花道の父親が倒れた回想も一瞬あったけど、そのまま亡くなったのか無事だったのかも分からずじまいだし、主人公のバックグラウンドわからんすぎ。
回想あってもバスケに関わることばっかりで、家族とか全く出てこなかったので映画でリョータの家族全員登場したのかなりびっくり。
マジでバスケ漫画なんだな。
映画のストーリーは山王工業戦で、試合内でリョータがメインとなるときにほぼ毎回回想入る感じ。
試合が本当に試合みたいだった。アニメでスポーツの試合やるときって場面ごとにコマ割りされてる感じだけど、この映画は時間の流れ方がリアルすぎ。
ジャンプしたときに現実やったらあり得ない量のセリフがあることもなく、そのまま次のプレイに繋がるのがいい〜。
山王は坊主多すぎて誰が誰かわからない。日本一の子だけ目がぱっちりしているので分かりやすい。
湘北が男前すぎて山王は坊主だなあとなる。
試合のラスト原作でもセリフないラスト2プレイが無音で緊張感すごかった。
花道と流川がハイタッチするシーンで音が戻ってきてそれがやりたかったのはいいが、花道の「左手は添えるだけ」も口パクだったのが個人的には残念だった。
それこそ原作読んでる前提なのかもしれない。
試合内でのシーンもかなり少なくなってたなー。脚本監督を原作者がやってるので、この映画で見せたかったのは試合そのものだったのかな。
漫画で見た絵がそのまま動いてるのは感動した。みんなカッコいいんだよなー。
リョータの母親は旦那さん亡くなった時点で当然精神的に参ってたのに、ソータまで亡くなってしまって生気失ってた。
ソータと同じ背番号7でバスケするリョータを見てなんとも言えない感じになったり。
沖縄の家には旦那さんとソータの思い出が多すぎるので、残りの家族で神奈川へ引っ越したらしい。
インターハイで広島に向かう前日にリョータが母親に書いた手紙でちゃんと泣いてしまった。
昔試合見に来てくれて嬉しかったこととか、リョータがバスケしてるのは母親からしても辛かったかもしれないのに、一度もバスケを辞めろとは言わなかったこととか。
自分が泣いている横では女子高生がポップコーン食べまくってた。
この場面が最高すぎて映画見てよかったーってなった。原作には1ミリも描かれてないし。
実はインターハイも母親は見に来てたっぽい。でもリョータが帰ってきてそのことは言わずにただいまって言ってたところいいやん!!となった。
声優さんがどうこうで公開前からネットは騒がしかったけど昔のアニメ見たことないおかげで特に何も思わなかった。
ただ流川はちょっとな〜ちょっとドス効かせすぎかな〜まああの人がやってるからこうなっちゃうかな〜と言ったところ。
最後のシーンでリョータと山王の日本一プレイヤーオシャレ坊主がアメリカの高校?で試合してたの激アツすぎた。
今は日本人もNBAでプレーできつつある時代なのでよかったね。
めちゃくちゃ有名な選手たちしか知らないので実際どれぐらい通用してるのかは不明。
新規中の新規としてはめちゃくちゃ楽しい面白い映画でした。