四つの短編が書かれている。別に共通点がある感じでもなかった。
陰火の意味も確認したけどタイトルにしてる理由はよくわかりません。
旧字旧仮名遣いでめちゃくちゃ読みにくかった。
四つとも感想書きます。
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「誕生」
まあそこそこ恵まれた生活してるけどなんか冷めてる男の話。
女遊びしてたら疲れて妻との気まずさを軽減するために 子どもを作る。
産まれた子どもは親に似ておらず、妻は2年ほど前に1ヶ月秘密の入院をしていた、というのが気になった。
よくわからなかったので調べたら太宰の女性への不信感が表れてるらしいです。他の作品も女性が出てくるのでそんな感じなんだろう。
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「紙の鶴」
これは自分の生活を題材にしてるらしい。
カギ括弧スタートカギ括弧終わりだったので誰かにしゃべってるんかと思うけど誰かわかりませんでした。
自分と知り合うまで処女だと思ってた妻が実はそうじゃなかったなかったらしいとわかり問い詰めて告白させる話が書いてます。
わかってても聞かなかったらいいのにと思ったけどさすがに無理か。
一番恐ろしいには孤独でおしゃべりをすると助かる。でもその相手が女だと不安で気立てのよい男がいいらしい。
この話は女性への嫌悪感わかりやすかった。
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「水車」
事が終わった後に女を追いかけてバタバタしてる男の話。
憎くてたまらない異性にでなかれば関心を持てない不幸せな人がいてこの男女は二人ともそんな感じらしい。
昼ドラやったら主婦が楽しめそうな二人だった。
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「尼」
変な尼さん出てくる話。
尼さんが蟹のおとぎ話するとこらあったけどマジで意味わからんかった。読み直すのも嫌なぐらい読みにくい。
この尼さんに対しては他の作品みたいに嫌悪感抱いてる感じなかった。
性欲排した尼さんだからじゃないかって意見を見てなるほどーとなった。
性欲ある女性嫌なんかな?自分は女女女女女!みたいな感じやのに。